キャラクタを生き生きと表現するにしろ、リアルなビジュアルエフェクトを作成するにしろ、ありとあらゆるものの動きを自由にアニメーションする技術が不可欠です。Houdiniでは、あらゆるパラメータのアニメーションが可能なだけでなく、スイッチやブレンドといったトランジションノードを使い、完全に異なるネットワーク間を行き来しながら、アニメーションの作成が容易に行えます。出来上がったモーションは、CHOPと呼ばれるHoudiniのプロシージャルなモーション編集システムにより処理することができ、さらに優れた操作性を実現します。

アニメータ指向のワークフロー

アニメータは、選択したオブジェクトに簡単にキーフレームを設定し、タイムライン、チャネルエディタあるいはドープシート内で結果を編集することができます。チャネルグループを作成してピン機能で固定すれば、複数のパラメータに数多くのキーフレームを設定し、モーションのブロックアウトが容易に行えます。Houdiniは他にも、キーパラメータに素早くアクセスできるヘッドアップディスプレイ(HUD)ハンドルのような、アニメータ指向の機能を搭載しています。

フリップブックのブロック機能

Houdiniのフリップブックは、キャラクタにキーフレームが設定されたフレームのみを再生することができます。また、リアルタイムで再生が行え、適当なタイミングでフレームを保持することができるので、アニメータは、フリップブック内で素早くフレームを移動させてタイミングを調整し、3Dシーンに結果を出力することができます。これは制作時間の短縮にもつながります。

高度なモーション編集ツール

CHOPと呼ばれるHoudiniのプロシージャルなモーション編集環境により、ノードベースのワークフローを用いてモーションを作成したり、あるいはキーフレームが設定されたモーションをインポートし、モーションフィルタをかけて結果を元のパラメータに戻したりといった操作が行えます。こうしたツールは、モーションデータの全く新しい扱い方を提供するもので、クリエイティブなあらゆる可能性を広げてくれます。

キーフレームのワークフロー

  • あらゆるパラメータにキーフレームを設定できます。
  • カット、コピー、ペーストなどのショートカットを使い、直感的な操作でキーフレーミングが行え、容易にアニメーションを作成できます。
  • チャネルエディタ、ドープシート、テーブルビューあるいはプレイバー内で直接キーの編集ができます。
  • チャネルリストとチャネルグループを利用して、キー設定を迅速に行えます。
  • ブレンドポーズツールによって、単一あるいは複数のドライバをセットドリブンキーとして利用できます。
  • オートキートグルを使って、キーフレームのブロッキングが素早くできます。
  • オーディオをプレイバーに直接挿入し、サウンドトラックにアニメーションを同期させることができます。
  • 再生スピードを固定して、正確なフレームレートを保持することができます。

パスアニメーション

  • カーブに沿ってオブジェクトをアニメーションを設定し、位置やロールのパラメータにキーを設定できます。
  • ビューポート内のハンドルを使用して、カーブに沿ってアニメーションされたオブジェクトのポジションやロールを操作できます。
  • アニメーションの設定後に、モーションパスの編集や更新が行えます。

フリップブック

  • フリップブックにより、ビューポートのイメージをフレームごとにキャプチャして、リアルタイムに再生できるので、アニメーションの動きやタイミングを素早く確認できます。
  • アニメーションは、イメージシーケンスとして出力するか、あるいはHoudiniのMPlayビデオウィンドウで直接再生が行えます。
  • サウンドファイルを追加して、ショットと音声の適合性を確認できます。

プロシージャルなアニメーションとモーション編集

  • Motion FX機能は、CHOPSの力をアーティストやアニメータを提供しています。キーフレームアニメーションを操作したり、あるいはキーフレームの代わりにモーションを制御したりすることができます。Motion FXは個々のパラメータ、あるいはチャネルグループ全体に追加可能です。
  • エクスプレッションを書くことにより、キーフレームの設定を行わなくても、パラメータの動きをより明確に制御できます。
  • 複数チャネルをリンクさせ、複雑に相関するアニメーションを作成できます。
  • チャネルCHOPを作成することで、Houdiniのチャネルオペレータにキーフレームアニメーションを組み込んで、モーションのプロシージャルな編集が行えます。
  • 予めアニメーションされたデータチャネルにバウンス、ジグル、スプリング、ラグ、エリア、スロープなどを適用し、キャラクタや変形するジオメトリ、パーティクルシステムなどをよりリアルに表現できます。
  • モーションエディタ内に内蔵されたタイムスタンプテクノロジにより、モーションのリアルタイム処理が可能です。

サウンドの制作と編集

  • 高いサンプルレートでオーディオの読み込みと処理が行えます。
  • 入力音声へのトリム、シフト、イコライズ、ピッチ変更、スペクトル演算がリアルタイムで行えます。
  • オシレータやADSRフィル等を使い、音声を合成できます。
  • トリガとして使用するチャネルをもとに、サウンドエフェクトをトリガすることができます。