トロント - 2013年7月11日- Side Effects Software社は、Houdiniテクノロジの幅広いデジタルコンテンツ制作ツールへの深い統合を可能にするHoudini Engineを発表しました。

トロント – 2013年7月11日- Side Effects Software社は、Houdiniテクノロジの幅広いデジタルコンテンツ制作ツールへの深い統合を可能にするHoudini Engineを発表しました。映画とゲームのいずれの制作現場においても、既存主力アプリケーションにHoudiniデジタルアセットを読み込み、ベイクしたデータに依存しない、より統合的でプロシージャルなパイプラインを構築することができます。

Houdini EngineはコンパクトなAPIで、Houdiniの中核テクノロジを強力なプロシージャルエンジンへと拡張し、映画、ゲーム制作会社における独自アプリケーションとの統合を実現します。また、Autodesk® Maya®やUnity®ゲームエンジン等の主要デジタルコンテンツ制作アプリケーション用の実験的プラグインをSideFX Labsにて開発中です。


Autodesk Maya内のGreeble Generator デジタルアセット

「Houdini Engineによって、我々のプロシージャル ワークフローのパワーと柔軟性を、より多くのCGアーティストに体験いただくことができるようになります。」Side Effects Software社の社長兼最高経営責任者であるキム・デビッドソンは述べています。「要するに、Houdiniを、様々なデジタルコンテンツ制作アプリケーション用の、世界一パワフルなプラグインにしてしまったのです。」

Houdini Engineは、SideFX labsから実験的ソフトとして今後数ヶ月以内にリリースが予定されている、Autodesk MayaやUnityゲームエンジンエディタ用のプラグインの実現も可能にしています。Side Effectsはこうしたプラグインを商品化に先立ってアーティストに提供し、CG業界から広くフィードバックを求める予定です。こうしたプラグインの試用に興味のあるCGアーティストの方々は、labs.sidefx.comにご登録いただくことで、新テクノロジの試用が可能です。

Houdini Engineは、Houdiniデジタルアセットテクノロジを活用することで動作します。Houdiniデジタルアセットは、ノードネットワークを使ってライブデータによる制御可能なフローの定義を通常はコードを書かずにインタラクティブに作成できます。従来Houdiniを使った制作現場では、こうしたアセットを用いて堅牢なパイプラインを構築し、アーティストやテクニカルディレクタが作成したツールは、単一プロジェクトの枠を超えて一貫性を保ちながら共有され再利用されています。その結果生じた効率性により、厳しい現状況下では極めて重要となる時間と予算の削減を図ることができるのです。

Houdini Engineを使えば、こうしたデジタルアセットを誰もが活用することができるようになります。アセットをあらゆるアプリケーションに読み込むことができ、値を設定して出力のカスタマイズを行ない、Houdiniのプロシージャルエンジンがアセットを“クックし”、これまではHoudini内のみでしか利用できなかったアセットがどのホストアプリケーションにも受け渡し可能になるのです。

「ゲームアセットの作成において、Houdiniのプロシージャルワークフローは膨大な時間短縮を可能にします。」インソムニアックゲームズでスタジオアートディレクタを務めるジャシンダ・チェウ氏は述べています。「さらに Houdini Engine のリリースにより、 Houdini のデジタルアセットを我々独自のレベルエディタやゲームエンジンに直接持っていくことができるのです。アーティストやデザイナは、自分が最も慣れ親しんだインターフェースでアセットをプロシージャルに作成したり、いつものツールセットを使ってアセットの作成やカスタマイズ、自分でインスタンスを行うことが出来るようになります。これは、さらに高速に作りより多く繰り返すことを可能にすると言えます。今後の次世代コンソール機への独立開発者として、これは非常に非常に大きなことです。」


Unityゲームエンジン内のプロシージャルレベルジェネレータデジタルアセット

Houdini Engine APIは、Houdiniの既存パイプラインへの組み込みを考える映画およびゲーム制作会社や、Houdiniテクノロジと既存アプリケーションの統合を図りたい第三者法人のための企業向けソリューションとして本日発売されます。既存の概念を覆すこのテクノロジの詳細について関心をお持ちの方は、houdini_engine@sidefx.com (日本語info-jp@sidefx.com)までお問い合わせください。

Houdini EngineとMayaおよびUnity用のプラグインは、アナハイムで開催されるSIGGRAPH 2013の、Side Effects展示ブース[ブース番号557]とHoudiniユーザグループミーティングにてプレビューが行われる予定です。詳細については、[Houdini @ Siggraph 2013]をご確認ください。