トロント: 2014年4月22日 - 3Dアニメーションと特殊効果ソフトウェアの業界リーダーであるSide Effects Software社は、Cinema 4D、およびMaya用Houdini Engineのリリース計画を発表しました。

Houdini Engineは2013年にSideFX Labsで発表されたもので、Houdiniのプロシージャル技術を他のデジタルコンテンツ制作アプリケーションの内部で活用できるようにデザインされています。

制作現場では現在、Houdini Engine APIを用いて、カスタムプラグインの構築が可能ですが、さらに、MAXON Cinema 4D や Autodesk® Maya.® といった製品用のプラグインへのアクセスが容易になります。プラグインのソースコードはGitHub上で公開され、より多くのホストアプリケーション用プラグインの開発を支援します。

Cinema 4D用Houdini Engine

FMX 2014において、MAXON社は、年内リリースを予定としたHoudini Engineプラグインの開発を行うため、Side Effects社と業務提携する意向を表明しました。この提携により、Cinema 4DユーザはHoudiniデジタルアセットにダイレクトにアクセスし、より統合されたプロシージャルなワークフローを活用することが可能になります。

「Cinema 4DユーザによるHoudiniデジタルアセットの使用を実現することは、他のコンテンツ制作用ツールに対しての効率的なパイプラインをお客様に提供する、MAXONの責務を強調するものです。」MAXON Computer GmbHの共同創業者兼最高経営責任者であるハラルド・エーゲル氏は述べています。「HoudiniのプロシージャルなワークフローとVFXツールをCinema 4Dの内部に統合することにより、Houdiniユーザと連携して優れたコンテンツを制作するための効率的なエクスペリエンスを、弊社のユーザに提供することができるのです。」

Maya用Houdini Engineは2013年11月から実験的試験が行われてきましたが、2014年5月1日に、Windows、LINUX、およびOSXのベータ版に移行し、7月中旬にリリースされる予定です。オープンベータの期間中、Houdini Engineのライセンスは不要で、Houdini Apprentice版を使用してテスト用アセットを作成することができます。ソフトウェアのリリース後は、Houdiniの商用版で作成されたアセットのみ使用でき、Houdini Engineのライセンスが必要になります。

Unity用Houdini Engineプラグインについては、引き続き実験的試験が行われる予定です。詳細は、Unity 5のリリース後、追って年内にお知らせいたします。

ライセンス形式と価格

HoudiniまたはHoudini FXのライセンスを所有している場合、既存のライセンスキーを使用してHoudini Engineを実行することができます。作業が単一ホストアプリケーション内に限られているアーティスト向けに、新たなHoudini Engineライセンスが開発されました。Houdini Engineワークステーションライセンスは年間価格495ドル、また同一組織内でのライセンス共有に適したフローティングライセンスは年間価格795ドルからご購入いただけます。フローティングライセンスには、ボリュームライセンス価格を用意する予定です。(日本円価格は後日発表予定です)。

新たなHoudini EngineライセンスはHoudini Batchのライセンスと統合されているため、ファームでバッチ処理も行えます。これにより、制作現場では一つのライセンスを二つの用途に使用することができ、必要に応じた使い分けが可能です。Houdini Batchライセンスは廃止される予定で、より用途の広いHoudini Engineライセンスへの転換についてはSide Effects社または販売代理店にお問い合わせ下さい。

さらに、ユーザはHoudini EngineをCinema 4DやMayaなど、複数のホストアプリケーション内で実行することができるため、フローティングライセンスの管理が容易に行えます。そのうえ、Houdini EngineのライセンスはHoudiniデジタルアセットをホストアプリケーションで開いた場合にのみ取得されるもので、Houdini Engineを使用していないときにライセンスが消費されることはありません。

プラグイン開発

Houdini Engine APIとそのドキュメント は、それぞれのパイプラインに適したカスタムのプラグイン開発が必要なあらゆるお客様にご利用いただけます。それと同時に、Maya、およびUnityプラグイン用のソースコードがGitHub上に公開されています。こうしたことにより、制作現場は各プラグインのコードベースに貢献し、また、他のアプリケーション用の独自プラグインの開発技術を学ぶことができます。

特定の市販ホストアプリケーションのプラグイン開発を希望する開発者の方は、Side Effects社(houdini_engine@sidefx.com)までご連絡ください。開発者プログラムへの加入についてご案内いたします。このプログラムにご加入いただくと、フォーラムをベースにしたサポートをご利用いただけるほか、Houdiniインストールの一環として認可プラグインが配布されます。

最新 FAQ

詳細に関しては、Houdini Engine 最新FAQで最新情報をご覧ください。