Houdini 12.1

VEXとは、Houdiniのほとんどの場所で使われているハイパフォーマンスなエクスプレッション言語です。VEX評価は通常ではコンパイルしたC/C++コードに近いパフォーマンスが出るので非常に効率が良いです。VEXはスクリプトの代用ではありませんが、シェーダーやカスタムノードを記述するのに非常に小さくて効率的な様々な用途に使える言語です。

VEXは制限の緩いC言語ベースですが、RenderManシェーディング言語と同様にC++の考え方を採用しています。

VEXはHoudiniの色々な場所で使われています:

  • レンダリング – Mantraはすべてのシェーディング計算にVEXを使用しています。これにはライト、サーフェス、変位、フォグシェーダーを含んでいます。

  • コンポジットVEX GeneratorVEX FilterのCOPを使えば複雑なカスタムCOPをVEXで記述することができます。エクスプレッションはC/C++に非常に近い速度で評価し、Pixel Expression COPよりも1000倍高速に実行されます。

  • パーティクルVEX POPはPOP自身ができることほぼすべてが可能です。たくさんのPOPのタスクを実行する1つのVEXファンクションを記述することができます。VEXコードは1つのオペレータとして存在するので、VEXコードは通常ではPOPで構成されるネットワークよりも高速に実行されます。

  • モデリングVEX SOPはポイントアトリビュートを操作するカスタムサーフェスノードを記述することができます。これによって、ポイントを動かしたり、速度を調整したり、色を変更することができます。さらに、ポイントをグループ化したり、他のたくさんの役に立つタスクを実行することができます。VEX SOPは通常ではPoint SOPよりも10倍以上高速に実行されます。

  • CHOPVEX CHOPはCHOPをカスタマイズすることができます。CHOPファンクションは任意の数の入力チャンネルを操作して、任意の方法でチャンネルデータを処理することができます。場合によってはVEXコードはコンパイルしたC++コードよりも高速に実行することができます。

  • ファー – プロシージャルなファーの動作をVEXで実装します。

サブトピック

言語

VEX言語リファレンス VEXの構文、データタイプなどの詳細を説明します。
ループとフロー制御
配列
VEXコンパイラ(vcc) VEX言語コンパイラvccとそのプリプロセッサーとプラグマステートメントの使い方の概要。
VEXコンパイラのプラグマ

リファレンス

VEXの変更点 VEX言語の前のバージョンからの変更点の要約。
コンテキスト
ファンクション

VEXコンテキスト VEXプログラムを記述できる異なるコンテキストへガイドします。
VEXファンクション